エンジニアが行うべき自己投資

自己投資とは、自身の成長や将来のキャリアプランのためにお金を使うことである。仰々しく聞こえるかもしれないが、読書や趣味であっても、それが将来のキャリアにつながるものがあれば立派な自己投資となる。この自己投資が、エンジニアにとってとても重要だ。
第一に、エンジニア業界は実力重視の業界であり、また流行が移り変わるものでもあるので、最新の知識を取り入れ、自身のスキルを常にアップデートすることで活躍の場が広がっていく。そのため、一時の出費にはなるかもしれないが、将来の展望や流行の推移を予測して適切な自己投資を行うことで、将来的には出費以上のリターンが見込めるのである。

では、エンジニアは具体的にどのような自己投資を行うべきなのだろうか。
まず、プログラミングやITの知識に関わる自己投資は積極的に行っていくべきだ。勉強会や交流会、セミナーに参加し、新しい知識を学んだり人脈を作ったりすることは、今の仕事だけでなく将来の役にも立つだろう。
出世を目指すのであれば、管理職としてのスキルやコミュニケーションスキルを磨くことも有効だ。エンジニアの作業自体は一人でやることが多いものの、プロジェクトとしてはチームで行動することが多くなる上、管理職になるとクライアントとの交渉も業務に含まれる。その際には、適切なビジネスコミュニケーションをとれることや、マネジメントができることが重要になるので、講座や読書などで知識を吸収していくと良いだろう。メリハリをつけて自己研鑽に励むことで、エンジニアとしての活躍の可能性が広がっていくのだ。
この他にも押さえておきたいポイントは多々あるため、書籍やネットなどを活用し仕事で出世するコツを試してみてほしい。